九重町商工会青年部は、地域商工業の未来を担べく、昭和４６年１１月４日野上体育館において設立準備総会を開催し、１１月２１日足立会館において設立総会を開催しました。当時の商工会報によると、出席者４０名で青年部規約、事業計画、予算書を決定しています。特に九重町長、商工会長より激励され、次代を担う若い力は団結したのです。初代部長には、佐藤栄治郎氏が選出され、副部長には小幡昭七郎、甲斐昭生、河野範成氏の３氏が選出されました。
以後は毎年研修会、講習会、スポーツ大会、奉仕活動などに取り組み、さらに地蔵原キャンプ場の管理を経て、泉水キャンプ村の売店を運営するなど、各種事業を積極的に推進しています。

現在から過去数年の主な活動を振り返ってみますと、Ｈ１３年度の２月には青年部設立３０周年を迎え、これからの将来を考えるため記念事業として「行政との懇談会」を実施しました。
Ｈ１４年度は、情報の発信・収集などを目的としたホームページの公開、関東方面への先進地研修を行い、２月には、大吊橋に関連した勉強会を始めました。
Ｈ１５年度には玖珠町商工会青年部と連携して情報誌を制作、地域情報や事業所情報を発信しました。
Ｈ１６年度の青年部員視察研修では、北海道で特産品開発の事例を学び、特産品事業の第一歩を踏み出しました。また、各支部の青年部活動を動画に編集、広域連携事業として配信しました。
Ｈ１７年度、若い経営者の主張県大会において、飯田支部の安部道和君が最優秀賞に選ばれ、鹿児島県で開催された九州大会の大分県代表として発表しました。この年のふるさと祭りでは、ブルーベリーと白葱を素材にした試作品を発表、青年部発の特産品が産声を上げました。
H１８年度はこれまでの特産品開発が「全国展開支援事業」へ発展しました。１０月に開通した「九重“夢”大吊橋」の落成式ではブルーベリーソースの試食会を開催。２月には東京のギフトショーでＰＲを行うなど、活動の場を広げました。
Ｈ１９年度には４種類の特産品が商品化され、大吊橋の記念行事等で販促活動に取り組みました。また、ホームページのアクセスアップを目的に内容を見直し、リニューアルを行いました。
九重グリーンパークにおける売店運営も４月〜１０月の長期間にわたり継続しています。 現執行部を始め、部員も一丸となって商工会青年部の更なる歴史を創り、今後も地域の商工業振興と活力ある町づくりの為に貢献してまいります。

九重町商工会青年部執行部
部長　梅木淳司（東）
副部長　安部道和（飯）　松平努（南）　矢方栄治（野）　永楽勇一（東）
事務局　原田紀義（東）　会計　　麻生幸輝（南）